【BlackShark V2 レビュー】PCとPS4共に満足の性能で、何より付け心地なゲーミングヘッドセット

ハーイ ハイロー(@hairo_interest)です。

近年流行りのバトロワゲーを始めとするシューティングゲームに必須のアイテム「ゲーミングヘッドセット」。

ヘッドセットを選ぶうえで大事なのが、音質装着感マイク品質です

音がよく聞こえると言われる製品でも、マイク品質が悪かったり装着感が良くないと結果的にゲームを楽しめませんよね。

そこでオススメのゲーミングヘッドセットが、Razerから出ている「Black Shark V2」です。

足音を聞き取る必要のあるFPSゲーマーには特にオススメで、Black Shark V2は前後左右だけでなく、上と下の音の定位感も高めた「チタンドライバー」を備えています。

またサウンドカードが付属しており、専用ソフトウェアで好みの音質に変えられる機能も付いています。(PCゲームで使用可能)

性能だけでなく、耳当てや頭頂部を保護するメッシュ素材の質感にもこだわっているのがポイント。

ハイロー

ここまで付けていて心地の良いヘッドセットには中々出会えません!

この記事ではゲーミングデバイスブランドRazerから出ている【Black Shark V2】についてレビューしていきます。

【Razer】BlackShark V2の概要

久々にゲーミングデバイスを購入したので興奮しましたね。笑

Razerといえばグリーン!イケてる箱に入って届きました。

内容物・BlackShark V2 本体

・着脱式マイク

・中継式サウンドカード

・ヘッドセット収納袋

・取扱説明書(ステッカー)

以上が同梱物です。

内容物の画像には載せ忘れていましたが、このような収納袋が入っていましたよ。

 

Black Shark V2はゴツゴツとしたゲーミング感はありませんが、スタイリッシュで万人受けするデザインに仕上がっています。

耳元にスイッチとボリュームつまみがあるので操作しやすい。

左耳側にはボリュームつまみがあり、ここで音量を上げ下げすることが出来ます。

僕の親指近くに小さいスイッチがありますが、これが「ミュートスイッチ」で状況に応じてワンタッチで切り替えられます。

マイクは着脱式になっているため、通話をしない時は取り外して使用することが出来ます。

数か月使用経過しましたが、ワイヤーや針金の緩みは出ていません。

イヤーパッドは針金のような素材と、中央にある緑色のヒモが延び縮みすることによって長さを変更します。

好きな位置で固定出来るので微調整がしやすいです。

ケーブルは布性で柔らかい。クセがないので絡まりにくいです。

メッシュ素材はPUレザー製品に比べて圧倒的に長持ち。

イヤーパッドはメッシュ素材で柔らかく、蒸れにくいです。

下位機種となる「Black Shark V2」ではここがPUレザー素材となっているところが大きな違い。

PUレザーは使用するにつれ表面が剥がれてくるので、長く使いたい方はV2一択だと思います。

ただし、Razerロゴがある上部はV2シリーズ共通してPUレザーとなっています。

普段触らないところなので劣化はあまりしないと思います。

ケーブルとマイク込みで総重量は283g。

使っていて思うのがとにかく軽いです。長時間使用に最適。

以上がBlack Shark V2の概要レビューとなります。

Blackshark V2の特筆すべき特徴

チタン 50mm ドライバーを採用し音域をより豊かに

上位機種V2はチタンコートのドライバーを備えているため、より音域を広く、明瞭に音の解像度を上げています。

特に低周波の音を強化しているため、足音(低周波を上げると聞こえやすい)などもより聞こえやすくなっています。

付属のUSBでイコライザを好みに変更可能

付属のサウンドカードを使うことで、専用ソフトウェア内のイコライザ(音の調整)をいじることが出来ます。

低周波や高周波のバランスを独自に設定することが出来るので、好みの音に変えることでより音が聞こえやすくなります。

THX サラウンドを搭載

THXサラウンドとは、本来なら複数のスピーカーを必要とする7.1chサラウンドを擬似的に表現した新しい技術。仮想サラウンドとも呼ばれます。

専用ソフトウェア内でテストすることが出来ますが、僕がメインで使用しているサウンドカード「GSX1000」に似た感覚の仮想サラウンド感がありました。

  • THX 環境モード
  • THX 競技モード

「環境モード」は周囲の音を忠実に再現したリアリティを追求する音作りがなされており、「競技モード」はesportsを想定し足音や弾の装填音などFPSでより優位性を発揮できる音作りになっています。

Apex Legends
Battlefield 1
Call Of Duty: Warzone
Call of Duty: Black Ops
Call of Duty: Modern Warfare
CS:GO
Destiny 2
Doom Eternal
Final Fantasy: XIV
Half Life: Alyx
Metro Exodus
Monster Hunter: World
Tom Clancy’s Rainbow Six Siege
Red Dead Redemption 2
Resident Evil 2
Sekiro: Shadows Die Twice
Tom Clancy’s Division 2
Valorant

 

マイクコントロールにより快適なボイスチャットが行える

付属のマイクはよりクリアな音質になるよう自動で調整されます。

声を明瞭化し、周辺の雑音をカットします。

 

BlackShark V2 を実際に使ってみて感じたこと

頭頂部と耳に当たるイヤーパッドの付け心地がとても良い!

今までに使っていたヘッドセットは長時間使うと肩こりや耳への負担が少なからず出ていました。

BlackShark V2は頭へしっかりとホールドするのにもかかわらず、締め付け感が全くありません。イヤーパッドは2cm近い厚みがあり、耳をすっぽり覆う形状であるため痛みや負担もゼロ。

外界の音も結構排除するので付けた瞬間に音に集中できると感じました。

イヤーパッドの厚みは約2cm。中の素材は低反発のようなモチモチした感触で気持ちいい

購入する前は敵の足音が聞こえるかどうかを最優先して選んだのですが、買ってから感じたことは

ハイロー

毎日長時間付けても苦にならないヘッドセット極上すぎる・・・

付け心地が良いことが一番の魅力へと変わっていました。

個人的には音を聞き取る力はヘッドセットの能力よりもサウンドカードの有無の方が大きいように感じます。

数千円のヘッドセットでもサウンドカード次第で大いに化けますので、選ぶヘッドセットは付け心地を最優先にした方が長い目で見ると幸せになるような気がします。(身を持って体験した)

 

PCゲームで使っているおすすめサウンドカード

現在タルコフで愛用中のEPOS GSX1000をレビュー!

僕は前からこのサウンドカードを所持していたので、Black Shark V2 + GSX1000という構成でゲームをプレイしています。

仮想サラウンドで7.1chを再現したり、HDオーディオによって音が繊細になります。

PCゲームを遊ぶならかなりおすすめの一品です。(PS4では使用不可)

 

音の定位感が良い

僕が今現在遊んでいるゲームはAPEXとタルコフ。

APEXはPC版とPS4版ともに遊んでみましたが、どちらも敵の位置を聞き取りやすかったです。

APEXは特に高低差あるステージが多いのですが、その中でも「このあたりにいる」という感覚がより鋭くなりました。

ハイロー

ここにいる!と感じた場所にブラハのスキャンを使ったら、ピンポイントで敵のいる場所と合致していたので中々の定位感だと思いますよ!

一緒に遊ぶフレンドよりもいち早く接敵に気づく、というシーンも増えました。

シューティングゲームにおいて、「相手よりも先に気づける」という差はとても大きいです。

 

付属のサウンドカードで音質を調整できる

上位機種Black Shark V2にはUSB式のサウンドカードが付属しています。

PCと接続することにより、好みの音にカスタマイズすることが可能です。

FPSにおいて「足音」は低周波数帯の影響が大きい。強めに設定することでより足音を聞き分けることが出来る

僕はGSX1000をメインで使っているためこのサウンドカードは多用しておりませんが、イコライザの設定次第で音が大きく変わるので使いこなすと結構良い音が出せそうです。

現在プレイ中のタイトル「タルコフ」では、上記画像の通り低周波帯を強めにして足音を聞き取りやすくしています。

イコライザを今回初めて触ってみて驚いたのは、周波数帯の上げ下げにより「ゲーム内の風や雨の音」もかなり変化させられるということ。

ゲームによって大きく音の質感は変わるので、タイトルごとに有利なイコライザ設定を見つけることが大事です。

付属USBサウンドカードの使い方

手順1
ヘッドホンジャックにサウンドカードを付けて、PCのUSB端子へ接続
手順2
専用ソフトウェア「Razer Synapse」を起動
手順3
「RAZER USB SOUND CARD」をクリック
  [/tl]
手順5
各種設定を弄ることで音質が変化する

 

ディスコードとPS4のパーティチャットでのマイク音質は?

・PS4コントローラーに直差しでのパーティチャット

・PCでのディスコード

この2つの環境下で通話をしています。

雑音やノイズ、声の大きさや反響などを友人に一つずつ訪ねてみましたが、全く問題無いとのことです。

ただし友人たちは、とても音質が良いというよりは雑音が無く普通に通話できるレベルの音質というイメージみたいです。

カラオケの録音や配信目的で選ぶのであれば外部マイクを導入した方が良いことには変わりありません。

 

おわりに V2とV2 Xでどちらを買うか悩んでいる方へ

僕は上位モデルの「BlackShark V2」をオススメします。

その決定的な差は記事中でも触れた通り「メッシュとPUレザー」の差にあります。

・価格の安い「Black Shark V2 X」はイヤーパッド部分がPUレザー製

・上位機種「Black Shark V2」はイヤーパッド部分がメッシュ製

メッシュ素材(Black Shark V2)

PUレザー素材(中華製のヘッドセット)

僕が以前使っていたヘッドセットのイヤー部分はPUレザー素材で、2年ほど経過したあたりからボロボロと表面の素材が剥がれ落ちていきました。

V2を同じ期間使用している訳ではありませんが、メッシュ素材ではこのような劣化現象は起きないので僕はV2をオススメします。

Black Shark V2のまとめ

  • 軽くて付けやすい 長時間の使用に向いている
  • マイク音質が良い
  • 音の定位感も問題無し

コストパフォーマンス見ても、隙の無い仕上がりになっていると感じました。

ハイロー

100点満点!

以上、ハイロー(@hairo_interest)でした!

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