オススメのサッカー本まとめ! 自伝から戦術本まで! 試合観戦が面白くなるよ

ハーイ ハイロー(@hairo_interest)です。

今回はサッカー関連のオススメ書籍を紹介したいと思います!

選手の自伝が主ですが、戦術関連の書籍も紹介していきます。

本を読むことで、試合だけでなく選手や監督にもグッと関心が持てますので、是非一度ご覧下さい。

サッカー選手の自伝

長谷部誠 「心を整える」

元日本代表・長谷部誠選手の本です。

自伝というより、自己啓発の色が強いですが、最初から最後までタメになることがたくさん書いてあり、読むのが全く持って苦になりませんでした。

長谷部選手は人間性が素晴らしい「聖人君子」のような人ですが、この本を読むと最初から聖人ではなかったことが分かります。

関わりあう人からたくさんの教えや、気づきを貰い、よく吟味して自己の成長に繋げていったことがよく書かれています。

この本に関して言えば、一回読んで終わりではなく、人生の教科書として何回も読みたい本になりました。

心を整える、オススメです。

岡崎慎司 「未到」

プレミアリーグ2015-2016シーズン。

この年、何が起こったのか覚えていますか?

そうです。岡崎慎司選手が所属する「レスターシティ」がプレミアリーグで優勝したシーズンです。

5001倍オッズ(ネッシー発見以上の奇跡と称される)の確率をやってのけたレスターシティ。

岡崎慎司選手もチームの核として、優勝に多大なる貢献をしました。

彼が現場で何を見て、何を感じたのか。

この本では岡崎選手がどんな思いを持って試合に臨んでいたのかが詳しく書かれています。

読みやすさよりもほんとに試合毎の詳細な思いが詳しく吐露されているので、サッカー選手の葛藤も読み取ることが出来ます。

プレミアを獲った男の本にはグッと重みがあります。

ちなみに優勝が決まった時の動画もどうぞ。本でもこの時の状況が述べられています。

遠藤保仁 「眼・術・戦」

僕がテレビで日本代表の試合を見ていた時、素人ながらにも「この選手は何か異才なオーラを放っている」と感じた選手がいました。

それが遠藤保仁選手です。

この本の冒頭にそれを感じさせるエピソードが書いてあります。

遠藤保仁の幼少時代のエピソード

公園のベンチに座っている時、視界の右側にブランコが見えたとする。

普通の人間でもブランコが”あること”は認知しているが、あとから「何番目のブランコが揺れていた?」と聞かれても大抵の人間は答えることが出来ない。

しかし、遠藤保仁は答えることが出来る。

つまり、ふだんから俯瞰視点(広い視野、高いところから見下ろしたように広く見える)で視ていることが分かります。

もう一つ遠藤選手で有名な「コロコロPK」があります。

相手GKの動きをギリギリまで見定め、その逆を低速なコロコロシュートで流し込むという芸当。

簡単に言ってるけど、遠藤選手の”眼”があってこそ出来ること。

この選手面白すぎじゃないですか?

どんなことを考えながらサッカーをしているのか、この本では選手というより監督よりな目線で詳しく書かれています。

エムバペ 「19歳で世界を獲った男」

著:ルーカ・カイオーリ, 著:シリル・コロー, 翻訳:タカ大丸

今一番旬な選手です。

フランスがワールドカップ優勝出来たのはこの男の存在があってこそでしょう。

完全なる自伝本です。

幼少期から、ASモナコへ、その後代表デビュー、PSGへと移籍し名だたるスーパースター「カバーニ」や「ネイマール」らと大旋風を巻き起こすヒストリーが書かれています。

島田紳助も言っていましたが、ジャンルごとに話の詳しいネタを一つ持っておくととても強いそうです。

エムバペ選手の研究如何でしょうか?(ちなみに本名キリアン・ムバッペ・ロッティンです)

フェルナンドトーレス 「これまでの道、これからの夢」

去年の夏、サガン鳥栖へとやってきた大型ストライカー「フェルナンドトーレス」選手。

リーグやカップ戦のタイトルはおろか、クラブに属する全選手たちの夢であるCL、そしてワールドカップも獲ったトップオブトップです。

なぜトーレス選手が日本の中でも規模の小さなサガン鳥栖に入団したのか、スペインでの雰囲気との違いや親友イニエスタ選手のことも語っています。

簡単なレビュー記事も書いていますので、こちらも是非どうぞ。

【レビュー】フェルナンドトーレスの本「これまでの道、これからの夢」には思いが詰まっていた。 

サッカー戦術関連の本

福西崇史 「こう観ればサッカーは0-0でも面白い」

サッカーをあまり知らない人にもオススメの、入門に最適なバイブルです。

元日本代表の福西崇史さんはボランチ(ディフェンスよりの中盤選手)として活躍しました。

ここのポジションは他のポジション以上に”バランス”が求められます。

そんな選手が書いたこの本はサッカーの基本となるフォーメーションから戦術面、個の駆け引き、監督の采配に至るまでをとても分かりやすく解説してくれています。

サッカーは他の競技に比べて点の動きが少ない分、面白みを感じにくい時があるかもしれませんが、この本を読んでみると0-0の中にもたくさんのドラマが詰められているのだなと感じることが出来ます。

現在解説者としても活躍されているので、分かりやすい文章にも好印象です。

五百蔵 容 「砕かれたハリルホジッチ・プラン」

ワールドカップ開幕前、日本代表は混沌としていました。

なぜなら、ワールドカップ開幕直前に「ハリルホジッチ」代表監督が突如解任されたからです。

大きなニュースになりましたよね。

後任には西田さんが抜擢され、ベスト16と結果を残したわけですが、ハリルホジッチ監督の処遇については賛否の分かれるところでした。

この本ではそんなハリルホジッチ元監督がやろうとしていたサッカーについて、詳しく解説されています。

ハリル監督が続投したからと言って、ベスト16以上に確実に行けたか、どうかについては分かりません。

サッカーは「結果論」であることに変わりはないので。

しかし、ハリルホジッチ監督は綿密なサッカービジョンを有しており、結果に繋げていくための分析を怠らない人間です。

その人間性が垣間見える動画がありますのでどうぞ。

国内で放送されているニュースからだけでは知ることの出来ない「真実」がこの本に集約されています。

日本代表の最先端を追いたい人にも是非読んでもらいたい一冊です。

月刊フットボリスタ 2016年4月号

手に入りにくい本を紹介してしまい恐縮ですが、この本はとても面白いです。

世界の最先端を行く名将(ペップ・グアルディオラ、ディエゴ・シメオネ、クロップなど)達のサッカー戦術を詳細に取り上げた一冊です。

読み応え抜群です。

グアルディオラ監督がバイエルンミュンヘン時代に採用した可変3バック(アラバロールとよく称される)なども紹介されており、現代サッカーが如何に可変フォーメーションを重要視しているのかが分かります。

というかペップグアルディオラの変態さがよく分かります。

個人的には3大リーグの中でも凋落が伺えるセリエAはなぜ暗黒期に入ってしまったのか、などの記事もあり面白かったです。

まとめ 本を読むともっとサッカーが楽しくなる

サッカー関連の本を読むことで、試合から得られる感想も全く違ったものになります。

多く読めば読むほど世界が広がり、楽しめるスポーツだと思うので、是非一冊でも多くの本を手に取って頂きたいです。

僕自身、もっともっと本を読みたいので「この本オススメだよ!」ってのがありましたらハイロー(@hairo_interest)までお知らせ下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました! 良いサッカーライフを!

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