2022年6月某日。
九州北部地方は梅雨入りしたものの、晴天に恵まれた気持ちの良い日。
車を走らせて「長崎県 雲仙」へと旅行に行ってきました。
夏本番も間近。これ以上暑くなると、歩いてるだけで汗ダラダラで大変なので、初夏の心地よい暑さと共に「地獄」を堪能してきましたよ!
大叫喚・・・大叫喚地獄の略。叫喚地獄までの四地獄の苦を10倍にした苦しみを受けるところ。らしいです、、
こんなおぞましい石碑の立つ場所が雲仙地獄です・・・。汗
それでは、れっつごー!

雲仙は日本のここらへんです
目次
旅を共にする友人と合流し、食事処「鬼塚」にてポーク丼を食す

出典:Google Map
お昼前に友人と合流し早速腹ごしらえ。
愛野展望台にあるレストラン「鬼塚」は、すぐ横に面する広大な大海原を眺めながら食事を楽しむことができますよ。
いやはや今回の旅には「地獄」やら「鬼」やら騒々しいワードが並びますね。。(もちろんレストラン鬼塚は素晴らしい雰囲気のお店でしたよ!)

愛野展望台からの景色
友人からの助言でここは「ポーク丼」をチョイス。
何層にも重なったボリューム満点の生姜焼き肉と、塩味の効いた味噌汁がうまかったー!(写真を撮るのを忘れていたので引用させて頂きます)

出典:Google Map
腹ごしらえを済ませた我々。
愛野展望台を発つ前に、レストラン鬼塚のすぐ隣にある「昔ながらのアイスクリーム」を買って、意気揚々と地獄への旅路を進めていきました。(写真撮っておけば良かったー!)
雲仙地獄入り口にある有料駐車場に車を停めて「地獄巡り」スタート!
どこに車を停めれば良いかも分からなかったのですが、行き着いた先がちょうど有料の駐車場でした。
ここです。先払いで1日500円なので良心的だと思います。
戦いはすでに始まっていました。駐車場に着くまでに、すでにあの「匂い」が・・・。
そうです。温泉といえば「硫黄」。雲仙の洗礼とも言うべき強烈な硫黄臭が車内に立ち込めます。
冒頭から地獄、地獄と言っていますが、決して雲仙をディスっている訳ではありません。
この場所こそが「雲仙地獄」という名のついた観光名所なのであります!
歩を進めていく我々。さすがは温泉街。
普通に足湯が置いてあるではないですか。
ハイロー
100円払うとタオルを貸し出してもらえます。
足湯に浸かる時間がなかったので雰囲気だけ満喫して先へと進みましたが、立ち込める湯気が「温泉に入りたい欲」をこれでもかと高めてくれます。
これが温泉街か。スゲェー
〜 雲仙地獄を歩く 〜
白い岩肌からモクモクと吹き出す硫黄泉。
これが雲仙地獄だ。
20分くらいで一通り回れるコース内に、様々なネーミングの付けられたポイントが点在します。
一番目を引いた、というか恐怖すら感じたのは「大叫喚地獄」。
モクモク感が一際強かったです。
モンハンの火山ステージがリアルにあるとこんな感じなのかな。俺ハンターにはなれないや。そんな感想を抱きながら、ビビりつつ進んでいきます。
大地が動いている。地球の呼吸を感じました。
ハイロー
温泉レモネードで雲仙に、乾杯!
コースの途中にある休憩所で名物の「温泉たまご」と「温泉レモネード」を購入し友人たちと一服の間を楽しみます。
硫黄の匂いってなかなか慣れないものですが、休憩所に着く頃にはその香りが心地の良いエッセンスと化していることに気付きました。
普段見ることのない煙の沸き立つ景色を「目」で見て、鼻で嗅ぎ、その熱気を体で感じる。
ゴウゴウと鳴り響く地中からのエネルギーを耳で捉え、名産品に舌鼓。
いやぁ、、、雲仙って五感で楽しめるスポットだなぁ。と心から感じました。
ロープウェイで雲仙の景色を上から見下ろす
雲仙地獄から車を15分ほど走らせ、次の目的地「雲仙ロープウェイ」へ。
ジグザグの山道をグイグイ進み、どんどん山の上の方へと進んでいきます。
※ 山を登る途中で100円料金がかかりました。
途中にある休憩所からの景色がすごい。
島原から天草方面まで広がる、本当に綺麗な扇状の形をした街並みを一望できます。
遥か上空から街並みを見下ろしていると、自分の身の回りで生じる様々な悩みや不安がちっぽけなことに思えてくる不思議。
普段インドアな自分ですが、アウトドアも悪くないなと思いましたね。大地から貰うエネルギーは凄まじい。
そして本題のロープウェイへ。
いやエグいって!
確かこのあたりの標高は1300m。
車で走ってきたので実感が湧きませんが、我々はかなり高いところまでやってきたようです。
ロープウェイ入口の駐車場に着く頃には6月の暑さはどこかへ消し飛び、22度ほどの実に快適な気温になっていました。
3分ほどで上へと行くロープウェイに飛び乗り(飛び乗ることは不可)、おそらく雲仙最上の場所からの景色を堪能します。
ハイロー
ここまで書いておいてすみませんが、上からの景色は雲がすごくて撮れませんでした。。。
晴れていたら絶景が見れていたのかと思うと、いずれリベンジしなければなりませんね。
あなたも是非現地を訪れて、雲仙の絶景を目に焼き付けてくださいね。
雲仙は非日常を味わうには十分すぎる「神」スポットでした。
僕が住んでいる所は田舎でいつも山を見ているのですが、雲仙は標高1300mを超える山だけあって「レベル」が違いました。
地から湧き出る温泉、どこまでも高く聳え立つ山の壮大さ。
とにかく自然のスケール感、そして非日常感を大いに味わえた旅となりました。
以上、ハイロー(@hairo_interest)でした!