【バイト】開店前スーパーの品出し(日配)ってきつい? 時間や仕事内容など5年間働いた男がお答えします

「品出しの仕事ってどんなことするの?」

「本当に品出すだけ?」

「気になるけど自分に出来るかな・・・」

スーパーで品出しのバイトが気になっている方、アルバイト選びで迷っている方は是非読んでみて下さい。

みんなにオススメできる仕事「品出し」

ハーイ ハイロー(@hairo_interest)です。

僕は約5年間、スーパーで品出しのアルバイトをしました。

スーパーへ買い物へ行ったときにアルバイト募集の張り紙を見つけたのがきっかけで始めましたが、気づいたら5年経ってました。

長く続けることがあまり得意でない私がこんなに続いたのは、居心地がよかったことと、なにより「品出し」の仕事がとても”楽”だったからにほかなりません。

ずっと立ちっぱなしでもなく、ずっと座りっぱなしでもない、適度に動きながら作業するスーパーの品出しバイトはとても働きやすい仕事です。

せっかく5年間働いた経験があるので、この仕事が気になっているみなさんの手助けとなるよう、品出しの仕事内容を出来るだけ詳しくまとめた記事にしました。

バイト始めたいけど、どんな仕事にしようかと悩んでいる方や、実際に働いているけどまだ要領が掴めない・・・という方はぜひご覧ください。

スーパー「品出し」仕事の概要

私は田舎のスーパーに勤めていました。 スーパーによって待遇や条件が違うこと、特に時給は都心部などと比べて大きく差が出ると思いますので、参考程度にご覧ください。
僕が働いていた時の時給や条件

・時給 780円(現在の時給を確認してみたら930円でした)
・仕事内容 品出し、商品の発注
・勤務時間 朝6時30分~10時30分
・待遇 週6日勤務

スーパーの開店前品出しの仕事概要はこんな感じ。

※今は賃上げの影響で930円まで上がっていました。

週6日勤務!?(この限りではありません)

スーパーによって違うと思いますし、シフトの融通も利かせてもらいやすい仕事だと思うのでこの限りではありませんが、私がいたスーパーでは週6勤務でした。

私が所属していたのは「日配」と呼ばれる部門。

  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • 豆腐
  • 漬け物
  • 練り物

これらの各カテゴリを一人一か所受け持つ体制で、計6人で一緒に働いていました。

毎日一人はシフトで休みのカテゴリがあるため、公休者の担当場所を全員で作業し終えてあと、各自担当の持ち場の仕事を行うという形。

週6日は大変なように思えますが、一日の勤務時間が4時間と短く、また仕事内容も比較的楽なため、私はそれほど苦ではありませんでしたね。

一日のスケジュール

6:30 出社

~6:50 商品の仕分け、見切り

~9:00 商品の品出し、朝礼

9:00 お店の開店

~10:00 商品の発注

~10:30 POP準備、その他雑務

これが私の働いていたスーパーでの、1日の流れです。

順を追って説明しますね。

6:30 出社

6:30分までにタイムカードを押さなければならないので、余裕を持って10分前に着いていました。

嘘ですゴメンナサイ3分くらい前にダッシュで行っていました・・・(時間には余裕を持って行動シマショウ)

品出しの仕事はお店が開店する前の作業が多いので、どうしても朝早い時間の募集が多いですね。この点がネックかもしれません。

ちなみに自分はメチャメチャ朝に弱い人間だったのですが、この仕事を始めてから起きれるようになりました。

朝シャワーがおススメです。風呂場まで行ければ勝手に目が覚めます。

どうしても朝起きるのが苦手の人は、やめておいた方がいいかもしれません。

~6:50分くらいまで 商品の仕分け

前日に発注した商品の量にもよりますが、大体15分くらいかけて商品の仕分けを行います。

こんな台車に商品が載せられてくるので、各担当者毎に商品をまとめます。

スーパーによっては最初からまとめられて届くところもあるかもしれません。

~9:00 商品の品出し

メインの仕事です。

発注した商品、またお店に在庫として残っている商品を補充、陳列します。

これもスーパーによって様々な取り決めがあると思いますが、どのスーパーでも守らなければならない鉄則を紹介しておきます。

賞味期限が近いものを手前に陳列すること

品出しといってもホイホイ置いていくだけ、と思っていたら痛い目にあうかもしれません。

賞味期限が近いものを手前に陳列する、ということは今置いている商品を全て手前に移動させて、新しい商品を奥に並べなければならないということです。

このルールを守らず商品を手前からドンドン並べてしまえば、賞味期限の迫った商品が陳列棚の奥底へと行ってしまいます。

そうなると賞味期限の切れてしまった商品をお客さんが買ってしまうリスクが出てきます。

品出しの仕事において、まず上司の方から徹底して指導されるのはこれだと思います。

賞味期限が見える陳列をすること

全ての商品に当てはまるわけではありませんが、基本的には賞味期限が見えるように陳列します。

お客さんにとって分かりやすくするためですね。

例えば牛乳などは片面のみに賞味期限を記載している場合が多いため、注意が必要です。

なにやら注意点ばっかり挙げてるようで難しい仕事に見えてきますが、

とても単純!明快!とにもかくにも商品を出しまくるだけです!

日に日にスピードは速くなっていくし、集中してたらすぐに時間が過ぎていきますよ~

見切り

見切りってなんぞ?

見切りとはいわゆる「商品の値引き」です。

期限が近付いてきた商品によく貼られているアレです。

そのスーパーの取り決めにより、定められた期限を超えたものに貼ります。(賞味・消費期限ではなく)

特に日配部門では賞味・消費期限の近い商品が多いため、見切りに割く時間も多く取られます。

しかしこれも慣れてくるとすごいスピードでペシペシ貼る謎の技術が身に付きます。

在庫数え

在庫数えは一部の商品で行うことがあります。

数が少なく、比較的価格の高い商品や、その部門で売れ筋の商品などは毎日数を数えることでより精度の高い発注をするために行われます。

ただ数えてメモしておくだけですが、部門によっては数える商品が多く、時間がかかることもあります。

9:00 お店の開店

開店するまでに値札POPに間違えがないか、前出し(商品を手前に綺麗に並べること)をしっかりしているか確認しておきます。

特に値札のつけ間違えはお客さんだけでなくレジの方にまで迷惑がかかるため、入念にチェックしておくことが大事です。

~10:00 商品の発注

担当している部門の商品を発注していきます。

私は最初品出しするだけの仕事だと思っていたため、「発注」という仕事を聞いたときそんなん無理や! と思っていたのですが、案外慣れます。

それは

・毎日同じ商品を取り扱うため、発注する数もある程度決まってくる

・自分の裁量によって商品数を決めるため、やりがいが出てくる

この2点が大きいです。

ずっとやっていると発注に対する苦手意識はなくなりました。

自分の持ち場があるのって結構自信になりますよ。上司の方から発注量に対して指摘されることもありますが、数を重ねることによって発注精度もスピードも上がっていくと思います。

発注の基本

・チラシ(売り出し)の商品の発注を忘れない

たまーにやってしまうミスですが、明日のチラシに載っている商品を発注し忘れてしまうことがあります。

発注を行う際にはまず、チラシ掲載商品のチェックから行う癖をつけることが大切です。

・イベント・天気の確認

運動会や、地域の祭りなど、イベント時にはいつも売れない商品がどっと売れることもあります。

特に年金支給日などは要注意です。

また、天気予報の確認も余裕があればしておいた方がいいかもしれません。

次の日が大荒れの予報時には、前日に買い込みにくるお客さんが多いです。

イベント時にはどのくらい発注量を増やせばいいのか困ってしまいますが、基本的には前年のデータを見ながら発注することになると思いますので、そこまで不安になる必要はありません。

~10:30 POP準備、その他雑務

ここまでの作業が一通り終わったら、あとは明日の準備のため値札POP作りなどをして終了です。

POP作りはパソコンを使って行いますが、操作はそこまで多くないのですぐ覚えられると思います。

準備なども終わったら担当場所の商品補充や、前出しなどを行います。

持っていると便利なもの・準備しておくもの

シャチハタ付きペン

業者の持ってきた配送商品を受け取る際にサインを求められることがあります。

シャチハタ付きのペンを持っていれば一瞬でサインすることが出来て楽ですよ。

このペンはシャチハタ以外にも黒・赤・シャープペンが付いているので普段持ち運ぶ荷物がグッと減ります。

カッター

品出し業務でカッターは必需品です。商品の入った段ボールを開ける時に使います。

ちなみに段ボールを開ける際に「カッターの刃は出さない」で開けなければなりません。
刃を出して開けると中の商品に傷が付く恐れがあるからです。

オルファのカッターはそんな品出し業務にうってつけのアイテム。なんとお尻の方にツメが付いているので段ボールを開けるのがとても楽なんです。

動きやすいスニーカー

多少ですが動く現場なので、歩きやすいスニーカーがあるのとないのとでは疲労の蓄積度合いが大きく変わってきます。

今までに様々なスニーカーを履いてきましたが、値段が安くて質の良いバランスの取れた靴はニューバランスでした。少し厚めの靴底が長時間の立ち作業に適しています。

まとめ

最初にも書きましたが、品出しの仕事はそこまで動くわけでもなく、ずっと同じ場所にたっているわけでもない、「バランスの良い仕事」だと思います。

朝起きることが極端に苦手でないという方には自信を持ってオススメできます。

健康的な「品出し」アルバイト、いかがでしょうか? それでは~

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