チャタリングやマウスクリックが反応しなくなったら試したいアイテム「接点復活剤」の使い方を紹介するよ【修理方法】

ハーイ ハイロー(@hairo_interest)です。

パソコンの必須アイテムであるマウスは、ある程度の期間使用すると徐々に劣化してきて以下のような状態になることがあります。

  • マウスをクリックしても反応しない
  • 1回だけクリックしたはずなのにダブルクリック扱いになる
  • 買ってからそんなに経ってないのに様子がおかしい

こんな状態になると多くの方が買い替えを検討すると思います。
しかしこの状態、実は比較的治りやすい部類のトラブルなので捨ててしまうともったいないんです。

僕が使っているロジクールのマウス「G300」は使い始めて9年が経ちます。

今も快適に使えていますが、今日に至るまで2回故障しています。

一度目は「チャタリング」という症状、そして2度目はクリックしても反応しなくなりました。(絶望)

チャタリングとは?
チャタリングとは、機械式スイッチなどで、離れていた接点を接触させる(オンにする)瞬間に、微細な振動が発生して短時間にオンとオフを高速に繰り返す現象。また、そのような現象に由来する装置の不具合や誤作動などのこと。オフにする瞬間に発生することもある。

平たく言うと、クリックの挙動がおかしくなる症状を指します。僕のマウスは1回のクリックがダブルクリックになってしまう症状が出ました。

これらの症状ですが、今回紹介するアイテム「接点復活剤」を使用することで完全復活を果たしています。

マウスを乱暴に扱ったりして物理的に破損させた場合は別ですが、それら以外の理由でおかしくなったマウスは8割方接点復活剤で治るんじゃないかと思ってます。

愛着のあるマウスならばなおさら、この記事の修理法を試してみてほしいですね。

接点復活剤は1000円もしませんし、修理で使う量もほんの少しなので、一度買っておけばこれ以降また買う必要もありません。

100%直るとは断言出来ませんが、使ってみる価値はありますよ。

ハイロー

2回故障してどちらもこの方法で復活しているので再現性は高いはず。

接点復活剤を使って修理する手順

今回はロジクール社の有線マウス「G300」を使用しています。マウスによっては内部構造が全く違う可能性もありますので、分解は自己責任でお願いします。

用意するもの

この2つです。
必須ではありませんが、分解時にネジを入れておく箱があれば捗ります。

裏側の黒テープを剥がし、ネジを外していく

黒テープは剥がしても粘着力がありますので、また貼り付けて使えます。

全てのネジを外したので、パカっと開きます。

ここからは接点復活剤の出番です。

接点復活剤を噴射

〇で囲んだ部分が接点です。

チャタリングが出ていた左クリックの接点に接点復活剤を噴射します。

噴射、と言ってもほんの少し付けるだけで大丈夫です。

接点全体が潤うように付けて下さい。

ドライバーや、先の細いもので接点を50~100回ほどクリック

ここを押すと、クリックした時のように「カチカチ」と音が鳴ります。

50~100回ほどカチカチして、内部にまで接点復活剤のオイルを染み込ませてください。

お疲れ様です!

これで修理は完了です。

後は逆の手順を辿ってマウスを元に戻してください。

修理から1年以上が経過しましたが、今のところチャタリングの症状は一切起きていません。

【ps.】その後マウスホイールのクリックが反応しなくなる症状が発生。今回の方法を再度試してみたところ、無事に治りました。

まとめ

マウスは消耗品なので、チャタリングが起きるのは時間の問題ともいえます。

早い人で1年ほどで発症する場合もあるみたいです。(保証期間内なら交換してもらいましょう!)

今回の接点復活剤を使用した修理は初めてでしたが、効き目バツグンでしたので、是非皆さんもチャタリングに困ったら試してみて下さいね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

以上、ハイロー(@hairo_interest)でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です