〇〇××年、某日。
日本の山奥にひっそりとたたずむこの工場では、日夜生産が行われています。
その名も「ハイローインダストリィ」。
今回は特別に取材許可を得て、この人気のない土地で一体どんな所業が行われているのかを独自調査して参りました。
企業理念(サブアカウントの存在意義)
ハイローインダストリィは東証一部に上場していながら(フィクションです)、消費者への利益還元や、株主への配当など、経済を回していく仕組みの一切を排除しています。
全ては社長である「ハイロー」様のため。
彼の一声で方向性は180度回転しますし、彼の利益を何よりも最重要視しているのです。
生産効率を最大限まで高めよ
必要とあらば心臓(+)を捧げよ
毎朝この3箇条を絶叫しているらしいです。
見つかってしまうと命が危ないのですが、ここの極秘資料も入手することに成功しました。
年間休日 他
賃金 無
なんと…! 闇属性も真っ青なくらいに振り切ったブラックインブラックッ!!
驚くほどの低賃金・・を凌駕する無給で稼働させ続け、生まれた利益を全て搾り取られるという奴隷制度がまだ日本に蔓延っていたとは!!
当社の生産効率(マルチプレイ)
なんと、この企業は社長(ハイローメインアカウント)と直に仕事が行われます。
風通しの良い会社であるとは耳にしていましたが、まさかのマンツーマン!新入社員は手汗の海に沈むでしょう。

ハイロー社長のナイス!が工場内に虚しく響き渡ります
また、ここで一つ懸念点が・・。
なんとダンジョンに潜れど潜れど、社員に一切の還元は行われません。
トレード(等価交換だとは言ってない)によって全ての成果物がハイローの元へと巣立ちます。
サブアカウントとマルチプレイを行うことにより、スタミナ半分で実質モンスターが2体手に入ることになるよ!
転勤(アリ)
ハイローインダストリィの漆黒さがお分かり頂けたでしょうか。
なお、この工場に勤務していても一筋の光が差し込むことがあります。
それは転勤。
ランキングダンジョンなどのイベントがある場合において、それまでは見向きもされなかったモンスターが脚光を浴びることがあります。
ハイロー端末にそのモンスターが存在せず、かつこの工場に勤務しているモンスターがいる場合に限り転勤が認められます。
まさに成金。前例としては、「戸愚呂」氏が挙げられます。
彼はこの工場で、ガタイに似合わず草むしりを延々と続けていました。
最小限の可動域で腰をかがめ、草をむしる姿・・・そんなプロフェッショナルに草をむしる彼の功績が認められ
ハイロービル(メインアカウント)への転勤が決まったのです。
そんな戸愚呂氏の、現在がこちら。
覚醒全開放、+297、レベル限界突破・・・etc
昇給の限りを尽くした彼は今、一匹のイヌと一緒にまったり自宅で鎮座しています。
ハイロードリームを夢見るものがいる限り、この工場は永久に不滅なのです。
育成の必要が無い分、特に素材(キラーや進化素材)モンスターがたくさん余るので、必要時にメインアカウントに送れるよ!
サブアカウント運用捗ります
なにはともあれ、ハイロー社長と共に日々成長を続けるハイローインダストリィ。
今回の調査結果は氷山の一角に過ぎません。
今後も取材を続け、さらなる闇を暴き出して見せましょう!
それではっ!