ハーイ ハイロー(@hairo_interest)です。
多くの会社から様々なプランが公開され、あの手この手でユーザーを取り囲むスマホ契約事情。格安SIM戦国時代。
どのプランが一番お得なのか?という問いに対してアンテナを張るユーザーも多いことでしょう。僕もそのうちの一人です。
今回は少し特殊ですが、2枚のSIM、つまり2つの会社のプランの良いとこ取りを実現させたデュアルシム運用プランについて解説します。
実際に契約して使ってみたレポートもお送りしますので、今よりももっと安くしたい!という方は是非ご覧ください。
目次
【概要】楽天モバイルをメイン、mineoをデータ1GBプランで運用
今回の概要は
・楽天モバイル
・mineo(マイネオ)
この2つの格安SIM会社を契約して「一つのスマホで運用」させる作戦です。
全てのスマホで今回の契約が使えるというわけではなく、2枚のSIMカードを入れられるDSDS(デュアルシムデュアルスタンバイ)に対応したスマートフォンが必要となります。
僕が使っているGoogle Pixel4aは2枚のSIMカード運用が可能(うち1枚はeSIMという仮想カード)でおサイフケータイもあり4万円台というコスパ抜群のスマホなので結構おすすめです。
楽天モバイルは1GB内の使用で「基本使用料0円」に抑えることが可能

この作戦のミソが、楽天モバイルのプラン「UN-LIMIT VI」の段階別料金体系プラン。
これ結構すごいプランだと思います。1か月のパケット使用量が1GBを超えなければ、料金がかかりません。
仮に超えてしまっても3GB(2.99GB)までなら1,078円に収まるので安心感があります。

そしてさらに意味が分からないのが、専用の通話アプリを使うことで通話料も無料になること。
ハイロー
1年後、2年後に同様のプランが残っているかも分からないので、とりあえず楽天モバイルは契約しておこうと思った次第。0円なら使い勝手が良くなかったとしてもマイナスにはならないですからね。
mineoは1GBのデータSIM+パケットPlusプランを契約して1,265円

楽天モバイルをメイン回線として音声SIM契約を行うので、mineoはデータ通信用のSIMを選択。
データ通信は他にも安いところあるんじゃないの?って思うかもしれません。確かにあります。
しかし、新しく始まったmineoの新サービス「パケット放題 Plus」も契約することによってかなり使い勝手が良くなります。

月額385円で最大1.5Mbpsの速度が使い放題になるサービスです。
通信速度は速いに越したことはないですが、逆にそこまで遅くなければ満足感はたいして変わりません。
通信制限がかかった時の速度は大体0.1~0.2Mbpsほど。
1.5Mbpsくらいあれば、通常使用の面ではさほど困らないんです。(実際に使用してみたレビューは記事の後半にて紹介)
2つのプランを合わせた最終的な金額は「1265円」
- 番号での通話し放題
- パケット合計2GB(うち楽天モバイルの1GBは超えたらダメ)
- パケット消費無しで常時1.5Mbpsの通信速度
今回の契約で得られるメリットです。
込み合う時間帯もあるでしょうが、出先でYouTubeが延々見れるのであれば大満足。
今僕が契約している格安SIMはOCNモバイルで約2000円ほど支払っています。
一番安く抑えられた時でも1500円と、どうしても単発で通話料金などがかかってくるんですよね・・。
上記のSIM2枚運用プランであれば、楽天モバイルでパケット使用量1GBを超えない限りめちゃめちゃに使っても1265円で済むので、重い腰を上げる価値はあるんじゃないでしょうか。
ということで、早速申し込みをしてみました!
実際に契約してみた
現在契約中であるOCNモバイルONEでMNP予約番号を取って、まずは楽天モバイルでMNP(OCNモバイルONEからの)を申し込みました。

具体的な申し込み手順は割愛しますが、注意すべき点として自分のスマホがデュアルSIMに対応しているかは事前に確認しておきましょう。
僕のスマホ「Pixel4a」はデュアルSIMに対応していますが物理的なSIMカードは1枚しか入れられません。
そのため楽天モバイルは仮想のSIMカード「eSIM」を申し込みました。


7月2日にWEBサイトでmnp申し込み、7月4日に届きました。
同時並行でmineoも申し込み開始。
mineoの公式サイト
参考 mineoの公式サイトmineo
月々の支払い料金は1,265円。オッケーです!

7月2日にWEBサイトで申し込み、7月5日に届きました。
これで全てがそろった!
2枚のSIM契約プランを実際に使ってみた感想

2つのSIMを入れた状態で使いますが、設定画面よりそれぞれのSIMのモバイルデータ通信を使用するかしないか、メインの通信をどちらにするか、通話時にはどちらのSIMを使うかなど細かく設定することが出来ます。
楽天モバイルはパケット使用量が1GBに到達した瞬間に1,078円料金が発生してしまうのでモバイルデータ通信はOFFにします。
楽天モバイルの設定

通話とSMSだけ楽天モバイルに設定。これで通話料無料の良いとこ取りだけ、月額使用料0円の楽天回線が完成。
mineoの方は「デフォルトのモバイルデータ」として設定し使用します。
mineoの設定

mineoは1GBで契約していますが、最初にパケット1GBプレゼント頂きました。嬉しい。
公式アプリより節約モードのオンオフが出来ます。通常節約モードでの運用は厳しいですが、今回契約した新プラン「パケット放題 Plus」により節約モード中でも結構快適に使用できます。
以上の設定内容で実際に使ってみましたが、今のところかなり快適に使うことが出来ています。
楽天モバイルによる電話を家族としてみました。たしかにVolteを使用した高音質通話と比べると明瞭度が下がっていますが、相手の声はちゃんと聞き取れます。
番号を使った電話を一日に何度も使う方でない限りこれで十分満足に使用できるんじゃないかと思います。
僕の場合ほとんど番号を使った電話はしないのですが、「月に数件だけ」突発的に使うことがあります。その数件だけの電話で1500円に抑えられるはずだった月々の料金が2000円にまで膨れ上がっていたんです。これかなりストレスでした。
楽天モバイルの通話し放題でまず一つのストレスが解消。
続いてmineoの通信について。
詳しくは別記事の使用レビューをご覧ください。

結論から言うと
僕の住んでいる環境では節約モードをONにした状態で全ての通信が通常モードと変わらない運用が出来ました。
YouTubeの1080p再生が出来ないくらいで、ほかのところは全く問題無し。
注意点として「3日で10GB使用すると」次の日に通信制限がかかるので局所的に使いすぎないようにすることくらいです。10GBって20時間動画を見ると到達するくらいのパケット通信なので、ほとんどの人は心配しなくて良いレベルです。
まとめ 現状最高のコスパプランです。
参考 mineoの公式サイトmineo1265円支払って通話し放題、通信し放題のプランが過去にあったでしょうか。
このプランを実現するには2社と契約しなければなかったりデュアルSIMに対応しているスマホが必要などハードルは少し高めですが、重い腰を上げるだけのメリットがあります。
スマホの用意が出来ていれば4~5日で移行が完了するので興味がある方は是非チャレンジしてみると良いですよ。
いやー良い時代になったものです!
以上、ハイロー(@hairo_interest)でした!