ハーイ ハイロー(@hairo_interest)です。
2022年度のハイロー的「買って良かったものベストBuy1位」に出てきそうなガジェットを購入しました。
ハイロー
とうとうスマートロックを買ったぞー!
「Switchbotシリーズ」をはじめとするスマートホーム製品はこれまでにいくつか使用してきたものの、スマートロック(ドアの鍵を開け閉めできる製品)については手を出してきませんでした。
なぜなら、玄関のドアは自分だけでなく家族も必ずアクセスする場所なので、トラブルがあってはいけないんですよね。
でもそれ以上に導入したい欲が抑えきれなくなってきました。スマートロックを設置することで
- 買い物帰りのドアを開ける手間がなくなる
- 暗い夜に鍵穴とにらめっこする必要がなくなる
- 遠隔で解錠・施錠が思いのまま
いやこれ絶対便利ですよね。。。
今回はスマートロック製品の中で一番安かった「SESAMI4」を買ってみたので、実用に耐えうるかレビューをしていきます!
SESAMI4とWiFiモジュールのセット

目次
【前置き】購入する際は必ずドアロック(サムターン)の形状を確認しておこう
購入前には必ず下記のサイトより、家のドアロック形状を確認しておきましょう。
参考 SESAMI4 サムターンアダプターCANDY HOUSE JAPAN上記サイトに表示されているサムターンの場合は特殊アダプターも併せて注文しておくとよいです。
僕はそんなことも露知らず、SESAMI4本体とWi-Fiモジュールだけ購入したため製品が届いてから1週間近く使えませんでした。泣
本体だけで対応可能なものもあれば、我が家のように特殊な形状の場合追加で「アダプター」を購入する必要があるので要注意です!
ハイロー
届いたアダプターを設置。これでSESAMI4が取り付けられるようになりました。
SESAMI4(セサミ4)のデザインと概要

・SESAMI4 本体
・高さ調節用台座(ネジ×4)
・ミニドライバー
・予備の3M両面テープ×2
届いた箱を開けてみて最初に感じたのは、メーカーの「どこまでもサポートしますよ」という強い意志の表れ。
冒頭で述べた通り我が家のサムターンは特殊なものだったのですが、ここのメーカーはそういった特殊な形状一つ一つに対して専用のアダプターを自作してくれているんです。
家のドアは特殊だから、スマートロックは無理だろうな…ってあきらめている方も、まずは連絡してみるとよいと思いました。
では早速本体を見ていきましょう。
本体は少しザラついた手触りの、シックなデザイン。
予め一枚の3Mテープが付いた状態で届きます。予備分もあるので張り直しもききます。
サムターンを取り付ける場所は形状に応じて「高さ」と「幅」を柔軟に変更することが出来ます。
ネジを外して調整します。
横から見たデザインはこんな感じ。
本体背面部には同梱されている電池を取り付けます。
この電池、専用のサイズになっていて多分市販されていませんね。
予備の電池を買っておく必要はありそう。
Wi-Fiモジュールについて
同時に注文した「Wi-Fiモジュール」がこちら。

Wi-Fiモジュールを使わなくても、SESAMI4のみの単体使用は可能です。
しかしWi-Fiモジュール有りと無しで出来ることに差があります。比較すると以下のとおり。
SESAMI4のみ | Wi-Fiモジュール設置 | |
アプリの解錠・施錠 | 〇 | 〇 |
手ぶら解錠 | 〇 | 〇 |
ゲストキー | 〇 | 〇 |
解錠・施錠の履歴確認 | 〇 | 〇 |
遠隔(WiFi)による解錠・施錠 | × | 〇 |
解錠・施錠時の通知 | × | 〇 |
スマートスピーカー連携 | × | 〇 |
アップルウォッチ連携 | × | 〇 |
太字で記しているところがWiFiモジュール使用時に出来る点です。
通知とかは特にいらないのですが、一番大きいのは「遠隔操作による解錠・施錠」が出来る点。
この機能のおかげで遠くからの操作が出来るだけでなく、離れた場所で「鍵が閉められているか確認」することも出来るようになります。
ハイロー
また、SESAMI4本体のみだとBluetoothによる解錠・施錠になるためドア付近までいかないと操作することが出来ません。
WiFiモジュールを設置していると、例えば車から降りる前に予め解錠しておくといった応用が効くようになります。
※USBで接続しておく仕様なので、コンセントを別途用意する必要があります。

おすすめはこういった一口プラグ。
場所も取らないし安いです。
SESAMI4を実際に取り付けてみた
冒頭で述べた通り、我が家のサムターンは特殊なものだったので
追加注文した特殊アダプターを取り付けました。
SESAMI4本体をサムターンに置いてみたところ、高さが足りないことが判明。
そこで同梱物の「高さ調節用台座」を取り付けます。
予備の3Mテープを新しく貼り付けて
ぺりっとめくり
装着!(しっかりと吸着させるため30秒くらい押し当てたままにしておくとよいそうです)
ということで我が家のスマートロック化システムが完成しました!
SESAMI4の機能と使い方を紹介するよ

使用するのはこちらのアプリ「セサミ、ひらけゴマ!」。
初期設定については割愛しますが、かなりシンプルなので特に迷うようなところはありませんでしたよ。
鍵の解錠・施錠
アプリ「セサミ」のトップページにある鍵マークが現在のドアの状態です。
ここをタップすることで簡単に解錠・施錠が行えます。
レスポンスは非常に速いです。文句なし。
モーター音は少し鳴りますが、そこまでうるさくはないので許容範囲内かと思います。
デジタル鍵の配布
SESAMI4の魅力は家族や友達に「鍵」を配布出来ること。
家族など生計を一にする人には「マネージャー鍵」を、友達が遊びに来るなど一時的な場合は「ゲスト鍵」を発行して渡すことが出来ます。
これのおかげでスマホさえ所有していれば、ドアの解錠・施錠が自分以外の人も出来るようになります。
他社製のスマートロックにはこの機能がないものもあるのですが、SESAMI4はこの安さでしっかりと機能を備えているのが素晴らしいなと感じました。
・鍵の解錠・施錠
・ゲストの追加 / 編集
・履歴の閲覧
・手ぶら解錠
・WiFiモジュールによる遠隔解錠・施錠
・鍵の解錠・施錠
・手ぶら解錠
解錠・施錠記録のログ確認
いつ誰が解錠・施錠したかのログ確認が行えます。
ログが残されているとセキュリティ面で安心感が生まれますね。誤動作していないかを確認するためにもチラチラ覗いています。
オートロック
オートロックのシステムは極めてシンプル。
「解錠」動作が行われたあと設定した時間が過ぎると自動で施錠しますよ、という機能です。
解錠 → タイマー施錠のシンプル動作なのでセキュリティ面では安心感がありますが、手元に鍵かスマホを持っていないと締め出されてしまう危険性があるので要注意です。
ハイロー
僕は締め出されるのが怖いのでオートロックはオフにして運用しています。WiFiモジュールがあれば外からでも施錠が簡単に出来ますからね。
手ぶら解錠
手ぶら解錠とは、GPS探知で指定された範囲を出てから戻ってきたときに、自動でドアを解錠するという機能です。
もはや鍵もスマホも出さずとも、簡単にドアを開けられるという画期的なシステム。
ハイロー
きちんと動作することもあるのですが、GPS精度が悪いのか「家にいるのに勝手に解錠」されることがありました。
他の人のレビューを見る限りちゃんと使えている人もいたので環境次第というところでしょうか。
あったら便利な機能であることには間違いないですが、僕は車で外出して降りる際にドアロック解除するのでそこまで困りませんでした。
またこの機能は「常時GPSをオン」にしておく必要があるため、スマホのバッテリーをかなり消費します。その点にも注意が必要です。
NFC連携
SESAMI4の真打機能。NFCタグを使うことでSESAMI4をもっと便利に利用することが出来ます。

SESAMI4公式のNFCステッカーもありますが、市販のものでもきちんと動作してくれます。こちらは40枚の大容量サイズで価格もお手頃なのでおすすめです。使い道はいくらでもありますからね。
※ 詳しい設定方法は別記事作成予定
ドアの施錠設定をスキャンしたNFCタグをインターホンにペタリ。(もうちょっとNFCタグの貼り付け場所は考えた方がいいかも。笑)
なんと、これでスマホをNFCタグにかざすだけでドアロックが出来るようになります!
そしてさらに
車のスマホホルダーにもNFCタグをペタリ。こちらは解錠の設定がスキャンされています。
これで「スマホをかざして施錠」→「車から降りるときに解錠」が流れるように行えるようになりました!
ハイロー
SESAMI4を買おうと決意したのはスーパーの袋を両手に持ってドアの前に立ち尽くした時。
重い袋を片手で持ち、ポケットに手を突っ込んで鍵を手に取り、やっとの思いで鍵穴に差し込んでドアを開ける。
この労働から解放されたことを思うと、SESAMI4導入して良かったなぁーと心から感じました。
まとめ ヤバイ便利、SESAMI4、オススメ。

唯一残念だったのは「手ぶら解錠」が我が家では機能しなかったこと。
また設定を見直して再チャレンジも考えていますが、その他の機能はしっかりと動作しているのでSESAMI4には98点をあげたいくらいに満足しています。
2万~3万円するスマートロック製品も多い中、おそらくトップクラスに安価で導入しやすく、機能もそろえているSESAMI4。生活の質をあげたい方は是非導入を検討する価値がありますよ。
以上、ハイロー(@hairo_interest)でした!